豆知識
小栗忠順と西洋式造船所
小栗忠順(おぐり ただまさ)をご存知でしょうか。
この方、幕末の幕臣の中で抜群に先見性があり、優秀だったと名高いお方です。
なるほど聡明そうなお顔です。(多分これは気のせいですが)
幕末の幕府の財政は知っての通り窮乏していまし...
長州砲の行方
下関戦争の時にイギリス・フランス・オランダ・アメリカは戦利品として長州藩の大砲を全て持ち帰ってしまったんですよね。
各地でそうやって色々な物を分捕り、自国の博物館に展示したりしていらっしゃいますね。
まぁ、それは置いておくとして、何...
孝明天皇と「一会桑」
孝明天皇は幕末を語る上で非常に重要な人物だと思います。
当時の朝廷の様子がどの様なものであったか、天皇の意向がどの程度朝廷の総意として反映されたのかなど、これがはっきり分からないとその他の人物の心情も中々分からないんですよね。
そう...
戊辰戦争の遺恨 仙台藩と久保田藩
こちらの本に興味深い記事がありました。
戊辰戦争を歩く―幕末維新歴史探訪の旅
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(2010/8/13 23:34時点)
現在の秋田県にあった久保田藩と仙台藩...
島津斉彬と勝海舟
15年位前に出版された本に、本当だったら面白いエピソードが紹介されています。
ちょっと怪しい内容なんですが、書かれているのはこの本です。
書名「幕末・維新 知れば知る程」、発行元「實業之日本社」、監修者「勝部真長」
どんな...
芋焼酎と島津斉彬
幕末きっての名君と名高い薩摩藩主、島津斉彬公。
幕末の人物の評価は、見る人によって様々なんですが、この人を悪く書く人はほとんどいない様に思います。
日本が本格的な混乱に突入する前に、斉彬公が死んでしまったという事もその一因ではあるで...
南北戦争と戊辰戦争
遠いアメリカの地で起きた南北戦争と戊辰戦争は、一見何の関係も無かった様に思えるんですけど、実は大きな関わりがあったんで
すね。
南北戦争は1862年~1865年、戊辰戦争は1868年~1869年と時期は被っていません。
...
錦の御旗
「トコトンヤレ節」に登場する錦の御旗ですが、実はこれに関する興味深い裏話があります。
【戊辰所用錦旗及軍旗真図】国立公文書館
事の始まりというのは、岩倉具視(国学者の玉松操の提案があったと言われる)が大久保に制作を依頼したところだそ...
赤熊、白熊、黒熊
戊辰戦争のドラマや映画で、新政府軍の士官が被っている赤や黒、白などの長い毛付いた帽子をご存知でしょうか?
「赤熊(しゃぐま)」「白熊(はぐま)」「黒熊(こぐま)」と読みますが、これは唐牛、からうし(ヤク)の尻尾の毛です。
...
トコトンヤレ節
この曲をご存知でしょうか?
これは戊辰戦争の際、新政府の進軍中に歌われた曲で、長州藩の品川弥次郎(しながわ やじろう)が作詞、作曲は弥次郎の馴染みの芸者と言われています。(大村益次郎という説もあり)
では、歌詞を見てみま...